静暮の雑記帳です。
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silent music 『いのりて』

5月2日 silent music さんにお邪魔して参りました。

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『いのりて』と題された、日香里さんの作品の展覧会。

私がお邪魔した時間は、ちょうどワークショップをされているお時間で、知らずにのこのこと訪れてしまった私を、マリア様のような恵子さん(silent musicのオーナーさま)と、あたたかな陽だまりのような日香里さんが、優しく迎え入れてくださいました。

日香里さんの繊細な作品は、展示会のタイトルのとおり「て」をテーマに、たくさんの手が描かれておりました。
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エッチングにも似た細やかな線で、緻密に描かれた銀筆画は、ひとつひとつ違う貴婦人の指先でした。
ずんぐりとした手しか持ち合わせないワタクシにとっては、憧れです。
こんな美しい手を持つのは、どんな女性なんだろうと、うっとりしておりましたら、それぞれその袖口が、まるで天球のように広がっていることに気づきました。
その天球に映し出された宇宙。
それこそが、「祈り」なのだと気づいた時、身体に電気が走りました。

深く、静かな、祈り。

Piikaさんのアンティークたちも、まるでもとからsilent musicさんに存在したかのように溶け込んで、祈りの一部になっていました。

描かれる時の、小さな「カリカリ」という音までも、あの聖なる空間で心地よく胸に響くような、清々しい作品展。

日香里さん、恵子さん、素敵な時間をありがとうございました。


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# by ichigoshigure | 2017-05-07 10:02

はじめまして、Saj:aquaです。

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ようこそお越しくださいました。
いま、こちらのブログをご覧頂いているということは、冩眞館ゼラチンさんの展示『ROOM』にて↑の、謎のフライヤーにご興味をお持ちくださったということですね?

ありがとうございます。

わたくしは、Saj:aquaと申すものです。
このたびの『ROOM』にてゼラチンさんのアトリエに流れる音楽を担当させていただきました。

今回の写真集にも音源が収録されております。
ゼラチン世界にお好きな時に迷い込めるアイテムのひとつとして、お楽しみいただけたら幸いです。

そんな音たちに、もしもご興味をお持ち頂けましたならば、是非是非こちらも覗いて見てください。

私が 静暮 という名前で参加させていただいているバンドやユニットの情報です。
どうぞよろしくお願いします。

アネモネ:

(活動履歴、写真などがご覧いただけます。一部文字化けして見える機種があるかもしれませんが、活動を終えて久しいバンドですので、平にご容赦ください。)

それではまた、ゼラチンさんの個展にて、お目にかかりましょう。

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# by ichigoshigure | 2017-03-18 10:41

児玉桃 ピアノコンサート at ガトーフェスタハラダ エスポワールホール

昨日は、久々に会う弟と共に、高崎発祥の銘菓『グーテ ド ロア』のガトーフェスタハラダ本社1階 エスポワールホールにて、児玉桃さんのコンサートにお邪魔して参りました。

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本社のロビーが会場で、客席の背後はガラス張りだったのですが、音がとても綺麗に聴こえるのです。
弟によると、壁の大理石が程よいリバーブ効果を作り出すんだね、とのこと。
こちらのホールでは定期的に音楽家を招いて演奏会をされているようで、お招きするアーティストの方々の作品への配慮が、独自の美観を尊重しながらきちんとなされていることに、まず感動。
更には2階に美術館もあり、その芸術への想いの深さがひしひしと感じられました。
こちらのラスクにも、そのこだわりが確かに感じられますよね。

演奏会のプログラムは、そんな空間にとても似合う、ドラマティックな構成。
児玉桃さんのお喋りによる曲紹介がとてもわかりやすく、作品にするりと入り込むことができました。
まずは第一部。
桃さんご自身がご指名されたというバイオリニストの竹澤恭子さんとともに、くっきりとした輪郭を持つピアノの旋律と、哀愁に満ちたバイオリンの音が印象的なプーランク。曲解説で予告された衝撃的なラストに向かって、ぐいぐい引き込まれました。
普通のホールと違い、客席は暗くならないんですが、そんなことも気にならないくらい集中させてくれる演奏でした。
ピアノソロでは緻密で繊細なドビュッシーの練習曲。これが練習曲だなんて、ピアノの世界はなんとそれそのものが美しいのだろうと、思わずにはいられないほど。私も、もっと真面目にピアノと向き合っておくべきでした。嗚呼。
そして、第二部では、そんな想いにさらに追い打ちがかかります。
まずはピアノソロ。私も弾いたことのある、ショパン。家族と一緒に暮らしていた頃に、大好きでよく弾いていた曲でした。父には「いつもお前は同じ曲ばっかり弾いてるなあ、たまには他の曲も弾いたらどうだ」とからかわれるくらい、そればっかり弾いていた一連のワルツです。
いやしかし・・・
桃さんが弾くと、まるで別もの。
聴きながら、自分の指が弾いているような心地よさを感じながら、脳裏にこびりついている自分の音のぞんざいさに恥じ入るばかり。
曲が終わり、
「今の曲・・・」
と言いかけましたら、弟に
「知ってる。よく弾いてたよね」
と、先を越されました。
_| ̄|○
ぐはぁ!
そこは覚えていてくれなくてよかったのに!!!www
もう、姉、赤面です。
穴があったら入りたい。
「桃ちゃんが弾くとこうなるんだね」
と言う私に
「差がわかるね」
と、容赦ない弟ぎみでありました。
いや、ほんと。比べるべくもないのは重々承知の上ながら、はからずも桃さんが如何に素晴らしいかを、身を以て体験してしまった数分間でした。

プログラムの最後は、夭折の天才ルクー。私は寡聞にして存じ上げなかったのですが、私の好きな…というか、バロックを好むロックやクラシカルなPOPSにも使われるような、それに近い和音の響きやフレーズがそこかしこに散りばめられていて、若さと情熱が求めるエモーションというものは、人間である限り古今東西かわらないのだなということを、実感したのでありました。

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桃さんのピアノは、本当に軽やかで、色彩豊かで、時に鮮やかに、時に滲んで、さらには重厚で…と、豊かな世界を見せてくれます。
竹澤さんのバイオリンは、この日演奏されていた楽器の性質もあるのかもしれませんが(特別な楽器であるらしく、お名前を紹介されていました。失念してしまったのが残念です)突き抜けるような高音というよりは、むしろビオラに近いような、趣深い響きでピアノの音と調和し、秘めた情熱、というドラマを存分に感じさせてくださいました。

たっぷり二時間。こんな贅沢な時間が、2000円でお土産付き!しかも、入場料はすべて市に寄付されるとのこと。素晴らしいですね。

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そうそう、演奏会の本編終了後、ガトーフェスタハラダの社長さまから、花束の贈呈がありました。この日のプログラムタイトルが「児玉桃ピアノコンサート」だったので、花束は桃さんの分だけだったのですが、その花束を受け取った桃さんが、なにやら花束の中に手を入れてもぞもぞ。
見ているこちらは、何か入っているのかな? メッセージカード? などと思って見ていたら、なんと。
ピンクの薔薇を一本抜き出しまして、お隣にいらっしゃる竹澤さんにプレゼント。
心温まる光景でありました。
その後、お二人でアンコールにバルトークのルーマニア民謡舞曲を演奏。その時に、竹澤さんがピアノの上に置かれた一輪のピンクの薔薇が、とても清らかに輝いていたのが素敵でした。

演奏会が終わる頃には、ガラス窓の向こうにクリスマスさながらのイルミネーションがきらめいて、とてもラグジュアリーな気分で会場を後にすることができました。

で、その後は桃さんを囲んで、ささやかな食事会。高崎は夜が早いので;^_^A いつもの居酒屋さんになってしまいましたが、そんな場所でもエレガントに、そしてにこやかにお刺身やあさりの酒蒸しを我らとともに楽しんでくださる桃さん。もうほんと、児玉家のみなさまは、人柄から素晴らしいのです。
そんな世界的な大ピアニスト嬢のいろんな表情に、こころからの敬意と親愛を新たにした、夜でありました。


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# by ichigoshigure | 2017-03-13 13:07

sound GELATIN『ROOM』発売のお知らせ

敬愛する芸術家であり、20年来の友人でもある冩眞館ゼラチンさんのアトリエ完成を記念して、音と冩眞の作品集を発表させていただく運びとなりました。

Saj:aquaという別名義で、はじめてゼラチンさんの作品世界から聴こえてくる音を私が音楽として形にしたのが2003年。
それからコツコツとコラボしてきた13曲と、新たに書き下ろした5曲を加えた18曲が、今回の作品集に収録されます。
今回は、さらにゼラチンさんがその音楽から受けるイメージで冩眞を撮り下ろすという、そんな対話のようなコラボとなっています。
私も初めて触れる作品ばかりですが、兆しだけでも震えるほどです。

美しく幽玄なゼラチン世界に眠れる音。
貴方の御手に解き放たれて、深く遠く、響き渡りますように。


sound GELATIN『ROOM』発売 | 寫眞館ゼラチンのブログ

作品index
『sound filter』2003年
『隣の奇術師』2004年
『羽』2005年
『涙』2005年
『HAKOIRI MUSUME』2006年
『ROOM』2017年

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sound GELATIN『ROOM』
2017年3月10日(金)発売
sound track 18曲 + A5版 photocard 8枚付
¥3800(税込)

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【sound GELATIN“ROOM”発売記念展示】
2017年3月10日(金)~3月12日(日)
2017年3月17日(金)~3月21日(月祝)
場所:atelier GELATIN
時間:13:00〜20:00

☆通信販売は2017年3月13日(月)より開始予定
※ご購入詳細は追ってお知らせいたします


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# by ichigoshigure | 2017-02-04 10:24

祝 atelier GELATIN 開館

冩眞館ゼラチンさんのアトリエ、atelier GELATIN が、この度オープンいたしました!

その名のとおり、まさにアトリエ!まさにゼラチン。
そして、その空間で初めて開催されている回顧展のタイトルは、ROOM。

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これまでに発表、展示されてきたお写真がずらり。
その作品のモデルになった被写体さんたちも、いろんなところにかくれんぼしています。

建物の風合いも、あしらわれている装飾も、すべてがゼラチンさんの時の流れのなかで自然に呼吸している感じ。

そう、お部屋がそのままゼラチンさんの世界なのです。
とても居心地がよく、ついつい長居してしまいそうですが、こちらは常設の冩眞美術館というわけではなく、今回のような公開展示のイベント以外は基本的には主に創作活動の拠点としてのアトリエとのこと。
そして、今回の回顧展は、残念ながら本日12月30日をもって終了してしまいます。

20時までですので、スカイツリーのお近くにいらっしゃる方は、是非是非足を運んでみてください!

お近くにいらっしゃらない方は…残念m(__)m

ですが、がっかりするのはまだ早い♪
来年の初旬には、早速おもしろいことを考えていらっしゃるようですよ?

詳細が決まりましたら、こちらでもまたご案内いたしますね。

その前にまずはこちらを覗いてみてくださいませ。






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# by ichigoshigure | 2016-12-30 16:07

アネモネ13周年記念回顧展『十三詣り』

まずは、ご来場いただいたすべてのお客様に心から感謝申し上げます。
そして、アネモネ13年の歴史に様々な彩りの花を添えてくださった、この企画の主役である作品群と、その作家様たちに、感謝と拍手を。

「卒業」というかたちで私がアネモネの活動から退いたのは2005年のことでした。
それからの11年間、年に何度かライブに参加させていただくというありがたい立場をとらせていただきましたが、その間もアネモネは私の知らない方向にもぐんぐんとその根を伸ばし、たくさんの出会いの中で得た素晴らしいものを吸収して、次々と新しい花を咲かせていきました。

不定期参加のワタクシは、労せずしてそのご縁の恩恵にあずかってきたわけで、これは本当にありがたすぎることなのであります。

今回の展示物は、作家さまご本人から直接ご搬入いただいたものもありますが、ほとんどがバニラ所有のものたちです。展示会の前に一度、準備のためにずらりとそれらを目の前にする機会がありましたが、その保存のよさにまず驚きました。
そして、そこに彼女が大切にしてきたものも見えたような気がしました。

実は、この展示の直前に、霧とリボンさんで開催された『スクリプトリウムII』という展示がありました。それは、タイポグラフィとカリグラフィ、版画、刺繍で音楽の言葉(詩と楽譜)を表現する美術展というもので、アネモネからも『銀の針』『End of The World』『夢十夜』の3曲を題材として提出させていただきました。
開催前に、霧とリボンの主宰であるミストレス•ノール女史とバニラの打ち合わせに同席させていただく機会があったのですが、そのお話に感銘をうけたことが、今回私をこれだけバブーシュカに通わせた一番の要因だった気がします。

ノール女史は、『銀の針』の歌詞にインスピレーションを与えた刺繍の作家さんでもあります。
刺繍を見て詩を書かずにいられなかったバニラと、その刺繍の誕生秘話を語ってくださるノールさん。このお二人の間に流れる魂の循環は、結果『スクリプトリウムII』の展示で、更に強く深いものとなって私たちの目の前に現れました。
そしてその作品を、今回のアネモネ展にもご出展くださいました。

また、素晴らしい切り絵をご提供いただいた浜夏さまの作品受け渡しに立ち会わせていただき伺った制作秘話もあり、幸いにもそのかたわらで作品の背景を垣間みることができた者としては、アネモネ展を訪れる方々に、少しでもこの心震えるエピソードをお伝えしなくては、と、そんな気持ちが強くありました。

残念ながら設営と初日には私は立ち合うことができなかったのですが、開催2日めに会場のバブーシュカを訪れて、これは通うことにしてよかったなと。本当にそう思いました。

久しぶりに逢う作品たち。
これだけのものを、振り返ろうにも…。
なかなか自分たちのことって、目の前のことに忙しくてじっくり向き合う機会はありませんから。

個々の作品と私もじっくり向き合ってみて、ここに飾られたひとつひとつの誕生の背景に、たがわず魂の交流があったことを、深く感じとることができました。

また、最近ではなかなかお会いする機会のない、古くからお世話になった方々との久方ぶりの再会も、この作品展はもたらしてくれました。
お顔を拝見できる嬉しさ。
残念ながら会場にはいらっしゃれなかった作家さまたちも、その作品の中から、会場を見つめてくださっている気がしたものです。

個々の作品や、作家さまとの交流は、アネモネ展の会期中にこまめに更新されていたバニラ嬢のブログに詳しいので、是非そちらをご覧いただければと思います。
こちらも、バニラ嬢らしく、コツコツと丁寧に積み重ねられた記録となっています。

http://blog.livedoor.jp/banila/

そんなふうに、今回の展示のおかげで、私自身も、私がその場にいられなかったアネモネとの時間も共有できたような気がしています。

新旧に関わらず、大切に保管され、こうして展示されている作品群を見て、私はまた、自分の作った曲のことも考えていました。
バニラ嬢の詩から生まれたものという意味では、私の作ったメロディーも、やすくん作品とともに、会場を満たす音として「陳列」されておりましたので。
考えてみたら、私がステージに立たない時も、私が初めてお会いするようなミュージシャンの方々とその楽曲を育ててくれていたわけで。その場にいないバニラ嬢とやすくんの、音源の声を聞きながら、歌い続けてくれてありがとうと、心から思っていました。

だから、6月5日のライブの日には、いつも以上に、ふたりの生の声に耳を澄ましました。
ライブハウスではない空間だからこそ、直接響きが伝わるあの場所で、音源よりも深い声で、広がりのある響きで、三人の声があの空間に共鳴した瞬間が何度かありまして、その瞬間、歌っている私も、とてもとても幸せでした。

ま、数々の失敗はありましたけれども…。
それにつきましては、深く反省し、次回への糧とさせていただく所存です。

連日、「ただいま!」という気持ちで毎回扉を開け、まるで自分の家のように過ごさせていただいたバブーシュカさまのご好意がなければ、今回の展示は実現しなかったと聞いております。バブーシュカさんの美味しいケーキやごはんをいただくために、毎日腹筋100回がんばりました。怖くて体重計には乗れませんけれども、今のところ苦情は来ていません。
そんな食べても食べても太らない?美味しいお食事を提供してくださったのは、今回展示されていた『風の娘』という作品を描かれた、金田アツ子先生です。
乙女であれば誰しもが心を奪われずにはいられない、素晴らしい作品の数々は、バブーシュカの常設展示でもおなじみの世界。今回は、その世界を見つめるあたたかなまなざしで、アネモネ展を訪れるお客様たちにおもてなしをしてくださいました。
そして、ライブを季節外れのアネモネの花畑にしてくださったかわい金魚さまのお花たちの、あたたかく美しいこと。金魚さまには、企画自体にも深く関わっていただいていると伺っています。水面下でも見事なサポートをしてくださって、この方に足を向けては眠れません。
本日から同じバブーシュカにて展示開催中の『青の羊』さまにも、設営から和やかな空気とともに大変お世話になりました。
そしてそして。バブーシュカのマダム、つるちよさま。深い懐で私たちアネモネを包み、愛し、心から楽しんでくださったこと、心から感謝申し上げます。

最終日には、閉店時間までいらっしゃってくださったお客様とともに、クロージングのささやかなセレモニー的なこともすることができました。
その際、バニラ嬢から、今回の13周年企画を一番最初に提案されたのが冩眞館ゼラチンさんであったことが公表されました。
ゼラチンさんには、結成当初から本当にたくさんのお冩眞やヘアメイクでお世話になり、アネモネとは切っても切れない存在です。
今回のライブでも、私のヘアアレンジにひと手間もふた手間も加えてくださり、金魚さんのアネモネで私を飾り立ててくれたのは、ゼラチンさんでした。
気づけば彼女の作品は、会場の一番高い場所で、静かにずっと、じっと、この催しを見つめ続けていてくれたのだなあと、感謝と感激を新たにしているところです。

最後の最後には、なかなか会場に現れることのなかったやすくんが、なんと動画で登場。
Happy Birthdayの歌を歌い始めたではないですか。
それを機に、ライブの日に続く、バニラさんバースデーイブのお祝いへと突入いたしました。

猫づくしのバースデーケーキを手に、幸せそうなバニラ嬢が、いろんなところでご覧いただけると思います(笑)

そして、一夜明けた本日。
いよいよ本当のお誕生日です。

13周年が終わって、アネモネも新しい一歩を…というタイミングでのこのめでたき日。
こんな巡り合わせも、これまで積み上げてきたものがもたらしたものなのでしょうね。
おめでとうございます。
新しく訪れるご縁はどんな道を照らしてくれることでしょう。
これからも、ますます輝いてね。

バニラさん、お誕生日おめでとう♪



2016年5月29日(日)から、6月11日まで開催された【アネモネ十三周年記念回顧展『十三詣り』】、本当に本当に、ありがとうございました。
すべての方のお名前を挙げることはできませんでしたが、おひとりおひとりにお礼を申し上げたい気持ちでいっぱいです。

そして、これからもアネモネを、どうぞよろしくお願い申し上げます!
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# by ichigoshigure | 2016-06-12 15:22

【安蘭さん個展】「Baroque Pearl」

そこにこぼれるのは、この世でいちばん小さな真珠でした。

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画家 安蘭さんの個展「Baroque Pearl」にお邪魔してきました。

http://www.vanilla-gallery.com/archives/2015/20151019a.html

2年ぶりの個展には、これまでの痛々しいまでの繊細さに女性らしい柔らかさが加わって、ふんわりとしたゆらぎを感じました。

とても神聖な空気に包まれた空間。

作品に歩み寄り間近に見ると、描かれた点の細かさに驚かされました。
今回披露された点の数々は、2年前に拝見したものよりも更に研ぎ澄まされていて、まるで針の先で描いたかのよう。

意志を持つそのひと粒ひと粒は、まさしくこの世でいちばん小さな真珠そのものでした。
中にはそこにとどまるだけではなく、ペンを持つ手を操って転がり〝線″ を形成するものもあります。
細部に宿ったこの意識が全体の淡い色合いの中を無数に走り、乙女の艶やかな髪の毛を描き出すのですが、侵食し合うことなく、時に寄り添い時に交差するその線の繊細なこと。

和紙に落とされたほの淡い色彩のグラデーションも美しく、今回はそこにひときわ鮮やかな色が情熱的に輝いているのが印象的でした。

安蘭さんご本人も美しく凛とした方で、まるでご自身の作品から出てきたかのよう。

ポスターやフライヤーになっている『寂静』という作品には、今回の個展のタイトルにもなっているBaroque Pearlが極めて象徴的に描かれています。

そのモチーフをなぜそのように描いたのか。
お話を伺うと、そこには清冽なまでの信念が貫かれていました。
その想いを知ったとき、私の中で弾けたものがありました。そこからじわじわと滲んで沁みていく気高さの余韻。

この空間を、神聖だと感じたのは、きっとそのためでしょう。

今、思い出しながらも、作品の前に跪きたくなるような想いに駆られています。

そんな安蘭さんの作品に囲まれて、アネモネが演奏させていだだくことになりました。
私は残念ながら参加できませんが、安蘭さんへの敬意を込めて、ちょこっとだけバニラ嬢のお手伝いをさせていただいております。
お楽しみいただけたら幸いです。

演奏会は以下のイベント内で行われます。

安蘭ギャラリートーク ◆ 10月24日(土)17時〜19時まで ◆

アネモネ(バニラ+やす):ライブ

トークゲスト:朝藤りむ(pays des fees デザイナー)、バニラ(アネモネ)執事/佐助

入場料3,000円(1D付) 限定35名予約制
★こちらのイベントは予約制となります。

とのこと。
きっと素敵な時間になりますね。


個展は2015年10月19日(月)〜31日(土) まで。
銀座ヴァニラ画廊で開催されています。


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# by ichigoshigure | 2015-10-23 10:13

『地獄の髙橋祭り~混沌の楽園(エデン)~』御礼

歌わせていただける場所があること、ありがたや。

昨日はカラビンカさんのイベントにお邪魔してまいりました。 ご来場くださいましたお客様、本当にありがとうございました。 さて、そのイベント。


9月18日(金)池袋手刀
『地獄の髙橋祭り~混沌の楽園(エデン)~』
出演:
カラビンカ/マルコ/スキッツォイドマン(地獄)/忘れてモーテルズ/レーザービーム
ゲスト出演:アネモネ[バニラ/静暮]+pf.吉岡寿之
■17:30 /18:00
■¥2,000/¥2,500(+1d)

でした。
ラインナップはカラビンカさんならではのハイブロウっぷりで、お初にお目にかかる方々ばかりのワタクシにとっては、開けてビックリ!!!
いずれ劣らぬ個性派バンドの祭典で、魑魅魍魎が跋扈しとりました。しかも、みなさんバリテク。音楽かっけーの(≧∇≦)

アネモネはゲストとしての出演だったので、オリジナルを2曲『兎月問フ哉』と『PIANO』、そしてカラビンカさんの曲である『華に傷痕』を。
続いて、カラビンカさんのお三方をお迎えし、『通り魔行進曲』をアンプラグドバージョンで演奏しました。

個人的に歌い手にあるまじき風邪をひきこみ、直前まで不安だらけでありましたが、迦陵頻伽さまのご加護で、ステージでは演奏に集中することができました。よかったよかった。

素晴らしい楽曲をカヴァーさせていただいたので、歌い手冥利につきました。
名曲に新しい色を捧げることができていたら嬉しいです。

もちろん、その後、主役のカラビンカさんも、ビール片手に堪能させていただきました。
35分があっという間に感じられる、圧巻のライブ。
この人たちの曲を、委ねていただけたのだなあと、改めて感慨深く聴き入ってしまいました。

お誘いいただいたカラビンカさんと、いつも出たり入ったりを快く受け入れてくれるアネモネに、心からの感謝を!!!

歌わせていただいて、ありがとうございました。
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# by ichigoshigure | 2015-09-19 18:43

【寫眞館ゼラチン個展「つめたいゆびさき」】

JR板橋駅から徒歩5分圏内のカフェ「百日紅」さんにて、寫眞館ゼラチン個展『つめたいゆびさき』を拝見してきました。
平日の昼間なら、在廊されているゼラチンさんと少しお話できるかなと思いお邪魔した月曜日。
雨の降る日でした。
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座席数12脚ほどのちいさなギャラリーは、レトロでありながら清々しい雰囲気。
その壁には、こだわりの伝わる額に縁どられた作品が並びます。
額縁って作品世界と私たちの世界をつなぐ窓だと思うんですよね。今回、ゼラチンさんの作品と百日紅さんをつないでいたその窓には、驚くほどの存在感がありました。
ゼラチンさん自ら買い付けた額縁だそうです。
そして、そこから覗き込んだ世界の、懐かしいこと。

「こんなに明るい場所での展示は初めてかも」とおっしゃっていたゼラチンさん。
確かに。だからこそ、室内の明るさの中で、作品に潜む闇にはいろんなものが写り込みます。
時に、自分さえも。
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かつて、ゼラチンさんの別の作品について、
「この黒い部分に、なんかとてつもないものが潜んでる気がしちゃうんだよね。」
と言ったことがあります。今回も同じように感じたのですが、同じことを何度も言うのも憚られて言わずにいました。そうしたらなんとそのことを覚えていてくださったゼラチンさんからその話題が。
嬉しかったなぁ。

ゼラチン作品を観て、怖いという人が少なからずいると聞きました。けれど、光り輝くものばかりが美しいとは限りません。

抗えない深い深い闇に足を取られ、その闇の中に潜む鼓動に救われたことのある人ならば、あの世界の美しさに魅入られてしまうことでしょう。

モノクロームの寫眞の中に、私は温度を感じます。息吹を感じます。

温度には色があるでしょう?

ゼラチン寫眞に棲むものたちは、モノクロの世界で、様々な温度を感じさせるのです。それはある種生々しい、ともいえるもの。
正直私は、今回の寫眞にエロティシズムさえ、感じました。

ゼラチンさんはここ数年来、作品に適したフィルムが入手困難になったため、デジタルでの作品を発表していたのだそうですが、今年に入ってからプラハを旅する機会を得、そこで今回の作品につながるフィルムと出会われたそうです。

今回、その作品を、少し遠くから眺めてみたら、より深い奥行きを感じることができました。立体感を生み出す陰影のきめ細かさは、彼女の原点ともいえるアナログフィルムが深みを与えているせいなのかなと、そのお話を聞いて思いました。

今、こうして書きながら、エロティシズムや温度感がより際立って思い出されるのもそのせいでしょうか。

今回の寫眞は、現像する前に、印画紙にランダムに液を吹き付けて偶発的に出来た染みを作品として焼き込んだと伺いました。
作品によってはその染みさえもが、深すぎる闇に飲み込まれているわけですが、そんな彼女の「手垢」を塗りたくるような温もりも、今回の作品の魅力です。
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この日、この「つめたいゆびさき」のモデルをつとめられたお二人にも偶然お会いすることができました。

もともとゼラチン作品をこよなく愛してきた方々だそうです。彼女たちは、現実の時間を素朴に生きている女性でした。自分の写る作品を見て、
「本当にかっこいいですねぇ」
と、感慨深そうに頷く姿。
それがあまりに自然で率直で、私はそのことにも感動しました。

寫眞の中の彼女たちと、現実の彼女たちを同じ空間に見て、思ったことがあります。

寫眞館ゼラチンの世界は、シアトリカルだなあと。

私はお芝居が好きで、劇場によく足を運びます。
そこには、その日、その時間、その場所に集まった人にしか見ることのできない異世界が繰り広げられます。
泣いたり笑ったり、素晴らしい座組みによって繰り広げられる、瞬間瞬間の芸術。決められた時間にそこに行きさえすれば見られる魔法。
しかし、千穐楽を終えると、その魔法は消えて無くなります。
あるのは、ただ、がらんとした空間だけ。

そのことに私が絶望している間にも、舞台を降りた役者さんたちは、きっと、自分の時間を次に向かって生きていることもわかっている。

でもね、こちらとしては、まだしばらくその世界で微睡んでいたい。その追憶の中でしか会えない人に、どうしてもまた逢いたくなっちゃうんですよ。

でも、もうそのお芝居はどこに行っても、もう生では見られないんです。

ゼラチンさんの世界にも、私は同じものを感じています。
演出はしないそうです。あくまでもありのまま。
撮影時、ファインダーの外にあったはずの、自然な色の溢れる世界。
二つの異なる世界に同時に存在する彼女たち。

たった一瞬シャッターを押された瞬間の、なんの変哲もない場所が舞台になるから、たとえば、そのロケ地に行ってみても、あの寫眞の世界へは決して行けません。

今回の作品を見て、私はゼラチンさんに言いました。
「全然予備知識のない人がこの寫眞を見たら、日本で撮ったとは思わないだろうなって思う」
と。

その時には、プラハでのフィルムとの奇跡の出会いを聞いたあとだったので「異国情緒」といった言葉でしか表現できなかったのですが、今はこう思います。

あれは、この地上のどこにも存在しない場所。あの寫眞の前に立ち、窓を覗き込まなければ迷い込むことのできない、光と闇の王国なのだと。

なんてことを書いていたら、あの世界が恋しくなってきちゃいました。

次はいつ行こうかな、雨の降る寒い日に、自分もゆびさきをつめたくして会いに行ったあの大好きな場所へ。

【寫眞館ゼラチン個展「つめたいゆびさき」】
2015年04月02日(木)~04月20日(月)
定休(火)(水)営業時間14:00~23:00

於 カフェ 百日紅
http://medamadou.egoism.jp/hyakujitukou/

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追伸
素敵な名前の付いたハーブティーと、ゼラチンさんリクエストによる「百日紅」オーナー目玉堂さま手作りのチーズケーキが本当に美味しかったです。
おすすめですよ。

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私は、次にお邪魔したらスコーンをトライするつもりです。

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# by ichigoshigure | 2015-04-15 17:07

【ライブ告知】花鳥風月 第八象

みなさま、こんにちは。
8月ももうちょっと日が残っているというのに、めっきり涼しくなってしまいましたね。
風邪などひいていらっしゃいませんか?

さてさて…大変ありがたいことに。
ご隠居生活を細々と営んでおりまするところのワタクシがw
なんと8月、9月、10月と、月に1本のペースでステージに立たせていただけることになりました。
9月21日のバニラ嬢 命名15周年記念公演には、最鋭輝さんのステージに犬神ジンさんが参加されることも決まりましたし、10月の花鳥風月の面々も最高に素敵な方々ばかり。

天窓.switchは初なので、とても楽しみです!

では、以下詳細です。

10月24日(金)
『花鳥風月 第八象“夜の帳が下りてから…”』

恵比寿天窓.switch 
開場:18:00 開演:18:30

【チケット料金】
着席チケット 3,500円(70席限定/指定席・おつまみ付き)
立見チケット 2,800円
※共にドリンク代別途

【出演】
ISSAYmeetsDOLLY
propithecus
RED SUN
アネモネ with g.水永達也・pf.吉岡寿之・b.中野裕二(propithecus)+ds.セバ

【チケット取扱】
※8/30(土)より販売・予約開始
・通信販売…アネモネマーケットhttp://anemoneshop.thebase.in/ にて販売。

・ライブ物販販売…8/30(土)四谷天窓「Sifakaワンマン」、9/7(日)三軒茶屋ヘヴンズドア,9/30(火)池袋手刀「RED SUNライブ」、9/21(日)池袋手刀「バニラ命名十五周年記念公演 花鳥風月第七象“粋も甘いも”」

・メール予約受付…141024.ticket@gmail.comへ件名:1024チケット予約 本文:お名前・席種・ご希望枚数・ご連絡先をもれなく明記の上、お送り下さい。後程、予約完了メールをお送りいたします。

【入場順】
1.着席チケットをお持ちの方→2.着席ご予約の方→3.立見チケットをお持ちの方→4.立見ご予約の方→当日
※各ご来場順

【問い合わせ】
恵比寿天窓.switch:03-5795-1887
http://www.otonami.com/ebisu/news/
〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿3-28-4 B1F

ご来場を、お待ちしています♪
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# by ichigoshigure | 2014-08-29 11:22 | 迦陵頻伽